マンション投資は不動産会社が大切!投資のための不動産会社の選び方とは
公開日:2022/10/21
2019年に金融庁が発表した報告書に端を発した「老後2,000万円問題」は、投資への関心を高めました。株式や投資信託などの金融商品と並んで注目されているのがマンション投資です。マンション投資では不動産会社選びが大切です。今回は不動産会社の重要性や不動産会社を選ぶときのポイント、不動産会社の判定基準などについてまとめます。
不動産投資とは何か
不動産投資とはどのようなものなのでしょうか。不動産投資とはマンションや戸建て等を購入し、第三者に貸し出して利益を得る投資のことです。利便性の高い場所や知名度の高いエリアの不動産を所有していると大きな利益を見込めます。それでは、不動産投資の具体例を見てみましょう。
・マンション・アパートの経営
・戸建て経営
・駐車場経営
・コインランドリー経営
もっともわかりやすいのがマンションやアパートの経営です。マンションやアパートを購入し、入居者から賃貸料を得ることで利益を上げます。
基本的には一棟丸ごと購入して経営にあたりますが、マンションの一区画だけを購入し、それを貸し出すこともできます。こうした経営は区分マンション経営などとよばれます。
ワンルームの区分マンション経営であれば、初期費用が少なくて済むので、初心者でも参入しやすい形式です。ほかには戸建て住宅を購入し貸し出す経営や駐車場の経営、コインランドリーの経営も不動産投資の一種として考えられます。
不動産投資に不動産会社がなぜ重要なのか
不動産投資で成功するにはよい不動産会社と提携しなければなりません。不動産会社は不動産のプロとして顧客である投資家にアドバイスしますが、そのほかにも重要な役割を担います。不動産会社の主な役割を整理してみましょう。
・投資家への物件紹介
・入居率を高める施策を実施
・物件の維持・管理
不動産投資で成功するには、よい物件を入手しなければなりません。物件にはさまざまな条件があります。駅からの距離、騒音の有無、公共施設や病院・スーパーに通いやすいか否かといった利便性、学校までの距離、治安状態、物件の入居率といった情報を個人で集めるのには限界があります。
物件に関する詳しい情報を持っている不動産会社はよい不動産会社だといえるでしょう。次に、入居率を高める施策を実施している不動産会社かどうかです。
不動産会社の中には購入までは熱心だが、入居者の勧誘についてはあまり積極的ではないといったところもあります。その会社が斡旋した不動産の入居率がどの程度か、事前に確認することも重要です。
もう一つ重要なのは物件の維持・管理ができる不動産会社かどうかです。不動産は長期間使用するものであり、維持・管理がとても重要です。
エントランスの掃除が行き届いてない、または共用スペースが雑然としている物件は管理が行き届いているとはいえません。このように、不動産投資を成功させるにはよい不動産会社との提携が必須だといえるのです。
不動産投資会社を選ぶ際に見るべきポイント
不動産会社を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
・入居率が高いか
・不動産投資の実績が充分か
・アフターフォローが万全か
・専門家との連携が充分とれているか
・会社規模の大きさ
・口コミや評判はどうなのか
不動産会社の能力を見る指標の一つが入居率です。入居率が高いほど、集客力がある不動産会社だとみなせるでしょう。不動産投資の実績の有無についても重要なポイントです。
不動産投資の実績が充分であれば安心して物件を購入できます。アフターフォローももちろん重要です。物件を長持ちさせ、入居率を高く保つためにも不動産会社の維持・管理能力が欠かせません。
また、不動産にはトラブルがつきものです。それに対応するため、弁護士や税理士などの専門家と連携できる体制かどうかもチェックしておく必要があります。
もちろん、会社規模や口コミ・評判も重要な要素です。会社規模が小さければ、維持・管理を担当する人数も限られ、トラブル発生時の対応も手が回らなくなります。
口コミや評判はよくも悪くも不動産会社の実態を示すものですので、ネット上などを中心にあらかじめ調べておいた方がよいでしょう。これらの条件をクリアした不動産会社であれば、不動産投資のパートナーとして信頼できるのではないでしょうか。
まとめ
今回は「マンション投資は不動産会社が大切!投資のための不動産会社の選び方とは」と題して、不動産投資の内容や不動産会社の重要性、不動産会社を選ぶ際に見るべきポイントなどについてまとめました。不動産は数千万円から数億円に及ぶ投資であり、失敗すると人生設計に大きな影響を与えてしまいます。少しでも成功の可能性を高めるためには、経験豊富で実績ある不動産会社を選び、確実に運用しなければなりません。マンション投資の成否は不動産会社の選び方にかかっているといっても過言ではないのです。